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性感染症は放置すると怖い!無症状でも気づく方法とは

2022年2月6日


性感染症について、みなさんはどれくらい知っていますか? 「今までかかったことないし、大丈夫」と思っている方も、中にはいるのではないでしょうか? 2016年には、世界で毎日100万人以上が性感染症に感染しているということがWHOの報告によってわかっています。 とても身近な病気であり、無症状であることが多い性感染症。もし、感染に気づかず、放置してしまったらどうなるのでしょうか。 今回は、性感染症を放置してしまったときのリスクについてご説明します。

そもそも性感染症とはどんな病気?

性感染症(STD・STI)」は、性感染症にかかっている人とのセックスを通して感染します。
ここでいうセックスとは、性器同士の接触だけではなく、キス、オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)も含みます。

ウイルスや細菌を含む精液・腟分泌液・血液などが、粘膜や皮膚にふれることで感染が起こります
※STD=Sexually Transmitted Diseases, STI=Sexually Transmitted Infections の略

性感染症の大半は無症状で気づかない

性感染症は無症状であることが多く、感染していることに気づかない場合が多くあります。

いつ感染したかの特定も難しく、過去のパートナーとのセックスですでに感染していたなんてこともあり得るのです。
もし症状が現れた場合、症状は病気によってさまざまですが、下記のような異変を感じます。

  • 女性:おりものの増加、悪臭や色の変化、不正出血、性器のかゆみや痛み、性交痛...etc
  • 男性:尿道のかゆみや不快感、排尿痛、尿道から膿が出る、性器のかゆみや痛み...etc

性感染症は放置すると命にかかわることも

性感染症は放っておけば治ると思っている方もいるかもしれませんが、基本的に自然治癒することはありません。適切な治療が必要です。
例え一時的に症状が消えたとしても、体内には病原体が残り続けます。

性感染症はかかっていても無症状のことが多いため、気づかない間に病気が進行していることもあるのです。
もし感染を放置してしまうと、下記のような影響が考えられます。

【命にかかわるもの】

  • 卵管での妊娠
  • 子宮頚がん
  • B型肝炎
  • 骨盤内炎症性疾患(PID):子宮や卵管、卵巣の炎症。重症化すると、さまざまな合併症を引き起こす
  • 肝周囲炎:PIDの合併症の一つ。骨盤から肝臓を包む膜にまで炎症が広がり、激しい痛みを伴う
  • エイズ(HIV感染症)
  • 梅毒

【不妊のリスク】

  • 男性は精巣上体や精管、女性は卵管の炎症など

性感染症を見逃さないためにできること

パートナーと一緒に定期的な性感染症検査を行うことで、自分が感染していないか、そしてパートナーに移す可能性がないかを確認することができます。
いつ感染するか分からないため、定期的に検査を受けましょう。

■検査を行える場所

  • 女性:婦人科
  • 男性:泌尿器科 

■カップルで受けられる場所

  • インターネットなどで販売されている性感染症検査キット(匿名で検査を受けられる)
  • 保健所(無料・匿名で検査を受けられる)

性感染症予防のためにできること

性感染症予防にはコンドームが有効です

性感染症は粘膜に感染するので、喉にも感染する可能性があります。
コンドームは、性器同士が触れ合うタイミングだけでなく、オーラルセックスのタイミングからつけるのがベストです。

コンドーム以外にも、「デンタルダム」や「指用コンドーム」といった性感染症予防アイテムがあります。
薬局などではあまり売られていませんが、インターネットで調べるとさまざまな種類が出てきますので、ぜひ調べてみてくださいね。

まとめ

性感染症は、気づかない間に感染し、気づかない間に進行している可能性がある病気です。
感染を放置すると、重症化してしまうことも考えられます。
定期的な性感染症検査と、コンドームなどを使った日頃からの予防を意識してみてくださいね。

もし感染したときは、パートナーにも検査を受けてもらい、一緒に治療することが大切です。
伝え方が難しくて悩むかもしれませんが、下記の記事も参考に、パートナーとコミュニケーションをとってみてくださいね。

医師監修:福元和彦先生
医療法人友心会 福元メンズヘルスクリニック
日本泌尿器科学会認定専門医
日本排尿機能学会認定医
日本性機能学会専門医

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