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セックス中・後の出血は気にしなくても大丈夫?それとも病気のサイン?気になるギモンを解説します

2021年11月2日


皆さんは、セックスの最中や、セックスの後に出血が起きてびっくりしたことはありませんか? 突然の出血があると不安になってしまいますが、実はこのような出血は多くの人が経験するものです。 今回は、セックス中/後の出血の原因や、受診の目安についてまとめました。

セックスで起きる出血とは

セックスで起きる出血とは生理期間以外に起こる出血は、基本的にすべて不正出血と言われます。
不正出血の中でも、セックス中・後に起こる出血は、「接触出血」と呼ばれています。

接触出血が起こる原因はいろいろありますが、特に心配しなくてもいい場合と、病気のサインの場合があります。

考えられる主な原因

子宮膣部びらん

接触出血が起きる原因として最も多いのが、子宮膣部びらんと言われています。

子宮膣部びらんというのは、子宮膣部がただれて見えることを言います。
※びらんとは、ただれている状態を指します。

子宮膣部とは、膣内に飛び出している子宮の一部のことで、摩擦などの刺激にとても敏感です。
そのため、セックスなどで子宮膣部に摩擦が生じると、出血が起こりやすいのです。

子宮膣部びらんには、炎症が起きて本当にただれている場合(真性びらん)と、ただ粘膜が充血してただれているように見える場合(偽性びらん)とがあります。

真性びらんであることは稀で、ほとんどの方が、偽性びらんの状態だと言われています。

偽性びらんは病気ではないので、特に治療は必要ありませんが、出血などの症状がひどい場合にはレーザーで切除などを行うこともあります。

セックスによって傷がついた

膣の中は、薄い粘膜で覆われて、とても傷つきやすいデリケートな部分。

ペニスの挿入だけでなく、指などの挿入で傷がつき、出血してしまうことがあります
セックスの前には、手を清潔にし、爪が長くないかなど確認すると良いでしょう

また、膣の中で激しく指を動かしたり、激しくピストンを繰り返したりすると、摩擦で痛みや出血の原因になります。
アダルトビデオなどに見られる激しいプレイを真似すると、怪我をしてしまう危険があるので注意しましょう

子宮頸管ポリープ

子宮頸管ポリープは、子宮の入り口である子宮頸管の組織がキノコのように盛り上がってできるものです。

ほとんどの方は無症状ですが、ポリープの組織はとても柔らかいため、刺激によって出血しやすくなっています。
多くの場合は良性ですが、出血の程度によっては切除が必要になる場合もあります。

子宮頸がん、子宮体がん

子宮頚がんとは、子宮の入り口である子宮頚部に発生するがんです。初期は無症状のまま進行することが多いのですが、接触出血が自覚症状として現れることがあります。

子宮体がんは、子宮体部の内側で、子宮内膜から発生するがんです。接触出血の他に、不正出血や性交痛が初期症状としてみられることがあります。出血を繰り返したり、出血が長引く場合は子宮頚がんや子宮体がんが隠れている可能性があります。

受診の目安

接触出血は、特に心配いらない場合が多いですが、病気が原因となって出血している場合もあります。
次のような場合は、早めに受診をしましょう。

  • 何度も繰り返す場合
  • 出血が続く場合
  • 出血量が増えてきた場合

なお、セックスの後に腹痛が続く場合は子宮内膜症の可能性があります
病気は早期発見と早期治療が大切ですので、心当たりがある場合は、放っておかずに医療機関を受診してください。

【※初体験での出血】
初めてのセックスでは、処女膜が裂けて出血することがあります。心配いらない場合が多いですが、あまりに出血や痛みが続く場合などは念のための受診をおすすめします。

検査について

婦人科では基本的に問診を行った後、内診・超音波検査を行います。

内診では、腟部から医師が指を入れ、もう一方の手をお腹にあて両方の指で子宮や卵巣をはさみ込むように触ることによってその大きさ、形、位置を診察します。

超音波検査では、膣の中、またはお腹の上から超音波を当てて子宮や卵巣など身体の内部を診察します。
問診や内診、超音波検査で異常がみられた場合や、病気が疑われる場合は、症状にあわせて精密検査が行われます。

子宮頸がんや子宮体がんが疑われる場合は、子宮頸部や子宮内膜の細胞をとって検査する細胞診が一般的です。

まとめ

セックス中/後の出血は、実は多くの人が経験するもの。

セックスが原因で傷がついているかも知れないという場合は、パートナーと話しあって安全に行為ができるように工夫してみましょう。

また、セックス中/後の出血は病気が隠れているサインという場合もあります。
特に、原因が子宮頸がんや子宮体がんである場合には、早期治療が大切です。

出血を繰り返したり、出血量が長引く場合などは、早めに医療機関を受診しましょう。

監修医師:小林克弥先生

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