スマルナ
アプリで診察、ピルが届く
インストール
スマルナロゴ

新しいパートナーとセックスをする前に話しておきたい4つのことをポイント別にご紹介します!

2021年11月26日


新しいパートナーと、そろそろセックスする雰囲気かな?誘われたけどどうしよう?...と思っているあなた。 新しいパートナーとのセックスって、なんだか恥ずかしくてドキドキしたり、言いたいことがあっても相手に伝えにくかったりしますよね。 でも、セックスをする前のコミュニケーションは、お互いが安心できる環境をつくるため、そして健康的な関係を築いていくためにとっても大切なんです。 今回は、新しいパートナーとセックスをする前に話しておきたいことについてまとめました。 【執筆】スマルナ編集部 【監修】助産師/性教育YouTuberシオリーヌ

話しておくべきことリスト!

この記事では、新しいパートナーとはじめてセックスする前に話しておきたいことを、4つに分けて解説していきます。

①ふたりの関係性
②お互いの好みや嫌いなこと
③性感染症のこと
④避妊のこと

コミュニケーションの方法はさまざまですが、話し合うときのポイントもいくつか紹介しています。
よかったら、参考にしてみてくださいね。

①ふたりの関係性について

身体の関係を持ったあとで、お互いの関係性がハッキリしていなかったことや、コミュニケーションが足りていなかったことに気づくのは意外とあるものです...。

セックスをしたいからといって、お互いが同じように好意や恋愛感情を抱いているとは限りません。相手に余計な期待を抱かせてしまったり、自分がモヤモヤ悩んだり傷ついたり、という状況を避けるためには、事前に関係性をハッキリさせておくことが大切。

二人の関係性があいまいな場合は、身体の関係を持つ前に、まず一度話し合ってみるのがいいでしょう。
※「いい感じだと思ってた人に、実はパートナーがいた!」というショッキングな発見を避けるためにも、念のためお互いの交際ステータスを確認しておくのもおすすめ。

【ポイント】

  • お互いの交際ステータス
    • パートナーがいる
    • パートナーはいない


  • 求めている関係性について
    • 一対一の関係を持ちたい
    • 他の人とも関係を持ちたい


  • 今の二人の関係性について
    • すでに交際中
    • 交際を前提にしない関係
    • 交際を前提にした関係
    • わからない


  • お互いの気持ち
    • 恋愛感情がある
    • 友達として付き合いたい
    • 特別な感情はない
    • わからない

②お互いの好き嫌いや境界線を知ろう

セックスにおけるお互いの好き嫌いや、ここまではOK、ここからはNGという境界線を事前にシェアしておくと、より安心してセックスを行うことができます。

「相手にしてほしいこと」「自分がしたいこと」が分からない、なかなか伝えにくい場合は、「相手にしてほしくないこと」「自分がしたくないこと」を伝えておくだけでもいいでしょう。

相手をびっくりさせたり、お互いのココロと身体を傷つけたりすることがないよう、また、安心感のある素敵な時間になるように、具体的に話せることは事前に伝えてみてくださいね。

また、今までセックスの経験がなく、セックスをすること自体に不安があるときは、焦らなくても大丈夫。正直な気持ちを伝えてみると、コミュニケーションのきっかけになるかもしれません。

  • 好き・OKなこと
    • 好きな体位
    • 触れてほしい場所
    • したい/してほしいこと

(例)
部屋の照明は暗い方が落ち着く
前戯をゆっくり楽しみたい
耳を嚙まれるのが好き

  • きらい・NGなこと
    • きらい/苦手な体位
    • 触れてほしくない場所
    • したくない/してほしくないこと

(例)
オーラスセックスはしたくない/してほしくない
膣に指を入れられると痛いから避けてほしい
顔に射精してほしくない

  • コンドームの有無
    • ありでしたい
    • なしでしたい 

コンドームを使用したくない場合は、コンドームなしでも安全なセックスができるように、性感染症の検査や、コンドーム以外の避妊方法について話し合いましょう!

③性感染症、大丈夫?

性感染症は、性感染症にかかっている人との性行為を通して感染します。
感染していても無症状や軽症で気づかないことが多く、知らずのうちに誰かを感染させてしまうことも。

お互いの健康のために、セックスの前には二人とも性感染症にかかっていないか、今までかかったことがあれば完治しているかどうかを確かめておくのが大切です。

とはいえ、初めてのパートナーと話すのはハードルが高い…!という人もいるかもしれません。
性感染症の検査を受けたことがあるか」を聞けそうであれば軽く聞いてみて、そこから話を膨らませられるか試してみてくださいね。

わからない場合は、コンドームなどで感染予防を行いましょう
オーラルセックスやアナルセックス、手に病原体を含んだ分泌液がつくことで感染する可能性もありますので、そのリスクを頭に入れておくようにしましょう。

性感染症にかかることや、検査を受けることは決して恥ずかしいことではありません。コミュニケーションをとったうえで、必要な検査や治療をきちんと行っておくのがベストです。

  • 性感染症の検査を受けたことはある?
    • あり
    • なし


  • 性感染症の検査を最後に受けたのはいつ?
    • 1~3ヶ月前
    • 半年~1年前
    • 1年以上前
    • その他


  • 検査を受けたことがない場合
    • 性感染症について聞いたことがあるエピソードを話し合ってみる
    • どんな種類があるのか一緒に調べてみる


  • 一緒に検査を受けてみよう
    • 保健所で無料検査
    • 医療機関で検査
    • 検査キットを注文

④避妊はどうする?

妊娠を望まない場合は、セックスの際に必ず何らかの避妊法を行う必要があります。

一般的な避妊方法にコンドームや低用量ピルなどがありますが、どの選択肢をとるかはパートナーと一緒に話し合って決めるのがいいでしょう。

また、避妊アイテムは誰が用意しておくのか、もしも避妊に失敗したときはどうするか、といったところまで話しあっておけると、より理想的です。避妊についての具体的な会話は、お互いの信頼度を確かめるためにもいいかもしれません。

  • いま妊娠を希望している?
    • 希望している
    • 希望していない


  • どの避妊方法を使う?(コンドーム+ピル、など併用OK!)
    • コンドーム
    • ピル
    • IUD/IUS
    • その他


  • 避妊アイテムは誰が用意する?
    • どちらかが用意
    • お互いに用意


  • 避妊アイテムにかかる費用
    • 割り勘にする
    • どちらかが払う
    • そのときどき


コンドームを断るこんなセリフには要注意!

今まで、下記のようなセリフを耳にしたことはありませんか?

A. 「大丈夫だよ!安心して」

  • 「コンドームなしでも、腟の中で射精しなければ大丈夫だよ」
  • 「今まで何度も生でセックスしたけど、妊娠させたことないから安心して」

これらは、医学的な根拠がない話です。避妊を何もしていないセックスは、たとえ腟内で射精しなくても、妊娠の可能性が十分にあります

もしも、パートナーからこのようなセリフを聞いた場合は、これをきっかけに避妊について話し合ってみてはいかがでしょうか?

B.「気持ちよさ/ムードが大事」

「気持ちよくないから/ムードが壊れるからコンドームはつけたくない」という声もよく耳にします。しかし、「気持ちよさ/ムード」を、お互いの安心・安全と引き換えにすることはできません

気持ちよさ/ムードの良さは、お互いの思いやりや安心の上に成り立つことを心に留め、使い心地のいいコンドームを一緒に探したり、コンドーム以外の避妊方法を検討したりするのがいいでしょう。

C.「身体にあわなくてつけられない」

「アレルギーがあるからつけられない」や「合うサイズがない」という場合は、一緒にお互いの身体にあったコンドームを探してみましょう!

コンドームはサイズ・種類・形状とバリエーション豊富なので、色々と試していけばきっと相性のいい製品が見つかるはずです。

予期しないタイミングでの妊娠は、精神的にも身体的にも大きな負担を感じます。

今、妊娠してもいいのか、パートナーはしっかりと話し合える人なのかを、考えてみてくださいね。また、あなたの身体はあなたのもので、あなたの意思はいつでも尊重される権利があることを心に留めておいてください。

まとめ

新しいパートナーとセックスをする前には、まずは二人の関係性について話し合ってみることから始めましょう。

関係性について話しあえたら、お互いが安心してセックスをするにはどうしたらいいか考えてみてください。

セックスにおける自分の好みなどをあまり人に話したことがないという場合は、苦手/NGな行為についてだけでも少し伝えおくと、少し安心感がますかもしれません。

また、性感染症や避妊方法については、できるだけ具体的なコミュニケーションをとっておくのがおすすめ。お互いの健康や、安全に関係する話題は、特に丁寧に話し合っておけると安心です。

記事内のポイントを参考に、ぜひコミュニケーションを試してみてくださいね。

この記事は参考になりましたか?
53人が参考になったと評価しています

自分の状態を相談したい場合は?

不安なこと、お悩みを薬剤師・助産師に直接相談することができます。

関連記事

この記事を読んでいる人はこちらも読んでいます

カテゴリ一覧