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【スマルナ事務局】1回のセックスで感染する確率30%!淋菌って何?<性感染症NEWS📝>

2022年12月21日


気になる性感染症のニュース、第三回目は最近Twitterで話題の「淋菌(りんきん)」をテーマにお届けします✉

「淋菌(りんきん)」は、1回の性行為でも約30%という確率で感染する性感染症。特に女性は無症状なことが多いため、感染していることに気づかずパートナーにうつしてしまうおそれがあるんです😱

あなたが「一時的なものだろう」「たいしたことないだろう」と思っている身体のサインも、実は淋菌に感染している症状なのかも…。これらのことに心当たりはありませんか?

おりものが臭い、色が変
✅生理じゃない日に血が出る(不正出血)
✅尿を出すとき痛みがある
✅性行為をしたら血が出た

もっと具体的に淋菌の症状や、放置した場合どうなるのかについて見ていきましょう。

おりものに異常が⁉️淋菌の症状をチェック

淋菌に感染しても女性の50%、男性の10%は無症状とされています。

症状がある場合は、女性器はおりもの異常などが見られる「子宮頸管炎」を起こし、男性器は「尿道炎」を起こすことが多いです。

子宮頸管炎って何?女性器の症状チェック

子宮頸管炎とは、子宮頸部という子宮の入り口部分が炎症を起こす病気です。
淋菌に感染し、子宮頸管炎が起きると、次のような症状があらわれます

  • おりものが増える
  • 緑黄色の濃いおりものが出る
  • 不正出血がある
  • 尿が出る場所から膿(うみ)が出る

※医療機関によっては、おりものの臭いも報告されています。

また、子宮頸管炎と「尿道炎」を併発することも少なくありません。尿道炎を起こすと、おしっこをする際にヒリヒリ・チクチクとした痛み(排尿痛)をともないます。

🚨女性は性交時の出血・下腹部痛にも注意🚨
性行為の経験をもつ女性が、性交時の出血下腹部痛発熱などの症状がある場合、淋菌を放置することで起こる「骨盤内炎症性疾患」の疑いがあります。

治療を行ったあとも、後遺症によって不妊や、妊娠した場合は新生児結膜炎になることがある病気です。

男性器が尿道炎を起こすとどうなる?症状をチェック

男性が淋菌に感染して尿道炎を起こすと、次のような症状があらわれます。尿道炎は症状が強くでるため、比較的早く感染に気づくことがあります。

  • 排尿痛
  • 尿道がかゆい
  • 尿道が熱っぽい
  • 尿道から黄色い膿が出る
  • 性器全体が腫はれあがる

男性器の場合、淋菌の潜伏期間は2~7日です。

🚨男性は後遺症で尿が出しにくくなることも🚨
男性器の淋菌を放置すると、尿が出なくなったり出しにくくなったりする「尿道狭窄(にょうどうきょうさく)」が後遺症として出る場合があります。

また睾丸の後ろの方にある精巣上体が炎症を起こすと、無精子症を生じる場合もあるので注意が必要です。

オーラルセックスで淋菌に感染することも

性器が淋菌に感染している人の10~30%は口の中にも菌がいるため、オーラルセックスで感染することがあります。医療機関によっては、キスで淋菌に感染したという報告もあります。

オーラルセックスで淋菌に感染した場合は、咽頭炎によってのどの痛みや違和感が生じることがあります。

淋菌とクラミジアは同時に感染することが多い?

淋菌に感染している人がクラミジアにも感染している確率は、20~30%と他の感染症にくらべて比較的高め。

『性感染症 診断・治療 ガイドライン(2020)』では、淋菌感染者のクラミジア検査を必須としています。

同時に感染しやすい淋病クラミジアも、スマルナの性感染症検査キットを使えば、自宅でまとめて検査できますよ🏠

スマルナの性感染症検査キットで性感染症を簡単にチェック

スマルナの性感染症検査キット「スマルナチェック」は、必要に応じて2種類から選べます。

喉の感染も気になる場合は、4項目の検査キットがおすすめです。
詳細は下記のリンクからご確認ください。

💡性器のクラミジア&淋菌を調べる
性感染症検査 2項目【性器クラミジア・性器淋菌】

💡性器と喉のクラミジア&淋菌を調べる
性感染症検査 4項目【性器クラミジア・性器淋菌・喉クラミジア・喉淋菌】

【おわりに】
国立感染症研究所の最新情報(※)によると、ここ数年、淋菌の感染者数は微増傾向にあるとのこと。

特に15~29歳の若い人に感染者が増えています。ちょっとした身体のサインを見過ごさず、ぜひ、パートナーと一緒に検査してみましょう。

スマルナはあなたと、あなたのパートナーの健康をサポートします。

※感染症週報2022年第41週:2022年10月10日~10月16日を参照。

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